歴8年が伝授!子育てに忙しいワーママ向け献立の決め方の極意

how to decide on a menu
  • 「毎日の献立が思い浮かばない。」
  • 「家族の好みがバラバラでそれに合わせるのが大変。」
  • 「献立を決めてもなかなかそれ通りにできない。」


そんなお悩みありませんか?
日々、仕事、家事、育児に追われるワーママにとって日常の家事のうち、料理のウェイトは一番大きいですよね。
なかでも、毎日、終わりなく続き、常に昨日とは違うものを考える献立作りに悩む方は多いのではないでしょうか。


毎日の家事だからこそ限られた時間の中で効率よく楽にこなしていきたいですよね。


特にまとまった時間が取りにくい小さいお子さんがいるママ向けに、献立の決め方の極意4つをお伝えします。
食べムラのある小学生の子どもに悩むワーママ歴8年の私が今まで試行錯誤してたどり着いたポイントです。

ここでお伝えする4つの極意を意識して献立作りをすれば、献立作りにかける労力や時間が大幅に節約できます。

さらに、家族に喜ばれる献立も楽に作れますよ。

ぜひ、最後までお読み下さい。

目次

極意①|買い物に合わせて献立をまとめて考える

how to decide on a menu supermarket
  • 1週間分まとめ買いの場合→平日5日分を考える。
  • 献立メモ→買い物メモを作成。
    野菜売り場→魚売り場→肉売り場→日配品売り場のように
    カテゴリー順にまとめる。

週末にまとめ買いをしているご家庭も多いと思いますが、買い物のときに献立も決めてしまいましょう。
全ての日の献立を決めるのではなく、1日ないし2日は献立を決めず、予備日とします。

予備日は残っている食材、食べたいメニューで考えましょう。
お出かけの予定がある場合には外食やテイクアウトにしてもいいですね。


きっちり予定を詰め込み過ぎず、余裕を残しておくのがポイントです。
急な予定変更にも対応しやすいですよ。

献立を考えたら、併せて買い物メモも作りましょう。
買い物メモを作る際はいきつけのスーパーの通る売り場順に買うものを書き出しましょう。


たいていのスーパーは野菜売り場→魚売り場→肉売り場→日配品売り場の順で並んでいます。
その順番通りにすれば、買い忘れ防止や買い物の時間短縮に有効ですよ。

献立をまとめて考えるメリット

  1. 時間の節約
  2. 食材の過不足がなくなり、在庫管理が楽

毎日、その都度考えていたら、時間がどうしてもかかりますし、食材もその都度買い物に行く時間が多くなってしまいます。


そうなると、食材を無駄にしやすいですし、調理する段階で食材がないなんて気づいて料理が作れないなんて経験ありませんか?

まとめて考えると、食材や調味料の種類や在庫量を事前に把握できて、効率よく使い回せますし、在庫管理しやすいですよ。

献立の組み合わせ方

献立の基本型

主菜(肉or魚)+汁物+副菜(野菜)

献立の基本型として一般的には一汁三菜といわれ、理想形とされます。


しかし、子育てに忙しいワーママにとって、食材をそろえる手間、調理時間を考えるとなかなか難しいのではないでしょうか。


私自身の経験を踏まえても特にお子さんが小さいうちはお世話に時間が取られ、そこまで労力を割けないのが実情です。


食事からたんぱく質とビタミン、ミネラルが取れればよいと考えましょう。
おかずの数にこだわらず具沢山の汁物や主菜の付け合わせが充実しているのであれば、おかずの数を少なめにしてもいいのではないでしょうか。

毎日の食事で必要なエネルギーや栄養素がとれればOK!

ママが頑張り過ぎないようしっかり手を抜けるところは抜いてご自分もしっかり労わるもの大事ですよ。

主菜、汁物、副菜の決め方
  • 主菜 肉、魚を交互にしたり、曜日により固定したり、パターン化。
       お肉の種類も鶏肉、豚肉、牛肉、ひき肉などローテーション。
       お魚も同様。
  • 汁物 なるべく献立に入れましょう。
  • 副菜 野菜中心にする。食材の種類はなるべく複数に。

主菜は肉、魚以外にも魚介類、卵、豆腐なども大丈夫ですよ。
パターンを決めておくとスムーズに決まりますよ。

汁物は肉などのたんぱく質も入れられるので、栄養バランスも整いやすくなります。

副菜は野菜中心とし、ビタミン、ミネラルをしっかり補給できるようにしましょう。


使う食材も使いまわしやすい食材や常備している食材中心で考えて下さい。
お惣菜はすぐ食べられて重宝しますが、味付けが決まっていたり、賞味期限が短かったりします。

調理の手間が省ける、味付けが自由に変えられる、賞味期限が比較的長い便利な食品については積極的に活用しましょう。

近年、スーパーでよく見かける調理キットの活用もおすすめ!


あらかじめ料理ごとに食材(食材によっては下処理済み)、調味料が全てセットになっており、レシピつきで料理初心者でも調理しやすいです。
献立セットになっているものもあります。

通信販売会社によっては、お試しプランもありますので、気軽に試してみましょう。


料理や食べる量によって割高になる場合もありますが、自分で考える献立のヒントにもなりますよ。

自分のかけられる手間や時間に合わせて、缶詰、半調理品、冷凍食品、調理キットなど便利なものを活用しましょう!

なかにはスーパーに行って特売品などを見て考える方もいますが、料理のレパートリーが多い上級者なら、時間がかからないかもしれませんが、料理が得意ではない、時間に追われている方にとっては、難しい場合もあります。


無理せず、自分の使いやすい食材にしましょう。

定番の食材で価格が安定しているものなら、家計の負担にならず、家計管理も楽ですよ。

皆さんもご家庭に合わせて考えて下さいね。

極意②|調理はシンプルに効率よく

how to decide on a menu cook
  1. 使う食材は厳選する。
  2. 調理工程は3ステップまで
  3. 調理方法はおかず同士で重ならないようにする。
  4. 段取りも事前に考えて作業するとスムーズ。
  5. 味付けもシンプルに

使う食材を厳選する

使う食材の種類が多ければ当然、その食材に合わせて下処理や切り方を変えたりと調理の手間がかかります。

時間が限られているときは火の通りにくいもの、火の通りがバラバラだと加熱時間が異なり、手間や時間がかかります。

使う食材は火が通りやすいもの、火の通りが同じような食材を組み合わせましょう。

調理工程は3ステップまで

食材に合わせて調理工程もシンプルにして下さい。
切る→加熱する→味付けぐらいの3ステップまでできる料理を多く取り入れましょう。


魚をさばく、下茹でが必要な食材など下処理に手間がかかるもの、ハンバーグなど成型が必要なものは週末など余裕のあるときにしましょう。


余裕のあるときにまとめて作り置きしておくと、忙しいときにすぐ調理できて、楽ですよ。

調理工程を分割できる料理も少ない時間を有効に使えますよ。
下ごしらえから加熱、味付けまで一気に仕上げなければならない料理はまとまった時間がとりにくいワーママにとっては作りにくい料理だといえます。

調理工程が分けられる、次の工程まで時間をおいても大丈夫な料理のレパートリーを増やしましょう。

また、主菜に手間がかかる場合は汁物、副菜は簡単にするなど調理全体にかかる手間や調理時間をみながら、献立を決めると、調理のときに楽ですよ。

調理方法はおかず同士で重ならないようにする。

炒める、焼くの調理法だけだと、同じ調理器具のフライパンが複数必要で同じ工程が重なるため、同時進行で調理するのが難しくなります。

主菜、汁物、副菜で調理器具や調理方法が違うとスムーズに調理が進みます。
ガスコンロやIHヒーターの二口を効率的に使いましょう。

事前に段取りしておく

3種類くらいの料理を同時進行で調理するので、段取りも大事。
事前に段取りしておくとスムーズに取り掛かれますよ。

無駄な動作がないか今一度振り返ってみましょう。
調理台やガス台などを整理整頓して、最短の動作で作業できるようにしましょう。

味付けもシンプルにする

特に炒め物は合わせ調味料を使う場合も多いですが、調合はシンプルなものがいいですね。


種類が多い、分量がばらばらだと計量に時間がかかってしまいます。
割合が同量や比率になっていれば計量しやすいし、覚えやすいですね。

〇〇の素のようなおかずの合わせ調味料は計量しなくても便利ですが、それがないと作れないとなりがちです。

それに合わせて材料を揃えたり、調味料の種類が増えると、在庫管理が難しくなります。
使う合わせ調味料を厳選しましょう。

極意③|献立セットをいくつか持っておく

ここまで献立の決め方についてみてきましたが、ご家庭によってみんなが喜ぶ献立は決まってきますよね。


ご家族に好評だった、自分が作ってみて楽で上手くできた献立をぜひメモしておいて下さい。
その献立を定期的に作って調理に慣れましょう。

そうした献立セットをいくつか持っていると献立を一から考えなくてよい、使う食材も決まっているので、買い物もスムーズ、調理も手際よくできるようになります。


献立を決める手間が省けるので、ぜひお試し下さい!

でも、そうしたら、献立がマンネリ化しないの?

結論からいうと、大丈夫ですよ!ご家庭の状況やお子さんにもよりますが、そんな気にしていない子もいますよ。


私も一時期はいろいろな料理を食べてもらいたいと思い、いろんな味付けや食材を使ったりした時期もありました。


しかし、お子さんにとっては見慣れない食材や味付けよりも慣れ親しんだ味で安心して食事したいとの気持ちが強かったりするんですよね。


私にとっても時間に追われながら、慣れていない料理を作るのに四苦八苦して大変な割に報われないとストレスに感じたときもありました。

そんな時期もあり、今ではある程度同じような献立が定期的に出てくるのもよいと考えるようになりました。


普段、食べないものは思い切って外食、テイクアウトの楽しみにすると割り切ったら、楽になりましたよ。

ママが無理して頑張るより自身のストレスの軽減と家族の満足が大事ですね!

極意④|具体的な例【我が家の鉄板メニュー】

それでは具体的な献立例2つをみてみましょう。
どちらも特別な材料・調味料なし、特殊な調理器具なし、テクニックなしで料理初心者の方でも取り入れやすい献立です。

オムライス献立

omurise
オムライス献立
  • オムライス(チキンライス)
  • サラダ
  • コーンスープ

詳しいオムライスのレシピはこちら。

調理のワンポイントアドバイス
  • オムライス(チキンライス):炊飯器で炊くレシピがおすすめ。
    鶏肉の代わりにウィンナーでも可。
    オムライスは薄焼き卵を載せるだけ。

    チキンライスのみでも味がしっかりついているので十分おいしくいただけます。
  • コーンスープ:クリームスタイルのコーンの缶詰と牛乳(豆乳)を適量を鍋に入れ温めます。
    塩・コショウで調味。
  • サラダ:サラダミックスなら盛り付けるだけ。
    お子さん向けに好きな野菜を混ぜたり、
    パパ向けにサラダチキンを入れてボリュームアップ。
オムライスサラダコーンスープ
下準備お米をとぎ、浸水させる
具材を切る
野菜を洗い、
食べやすいように切る
調理お米を炊飯器に移す
調味料、水加減をし、炊く
鍋に缶詰と牛乳(豆乳)を入れ、温める
仕上げ炊き上がったケチャップライスを
お皿に盛り付け
薄焼き卵を焼き、上にのせる
お皿に盛り付け塩・コショウで調味する
オムライス献立 調理工程表

焼きサバ献立

焼きサバ献立
  • 焼き(塩)サバ
  • もやしとにんじんの胡麻和え
  • 水菜(小松菜)と油揚げの煮びたし
  • とうふのみそ汁(わかめ、ねぎ、とうふ
調理のワンポイントアドバイス
  • 焼き塩サバ:フライパンで焼くだけで簡単。
    冷凍しても味が落ちにくく便利な食材。
    小さなお子さんには身をむしって、
    いりごまとごはんと混ぜて混ぜご飯に。
    大人向けには大葉も加えるとおいしい混ぜご飯に。
  • 水菜と油揚げの煮びたし:味付けはめんつゆで簡単に。
    めんつゆはパッケージに従って希釈。
    野菜は水菜以外にもあくの出ない
    小松菜などの青菜でも可。
焼き(塩)サバもやしとにんじんの胡麻和え水菜と油揚げの煮びたしとうふのみそ汁
下準備野菜を洗い、にんじんは千切り水菜と油揚げを洗い、
適当な大きさに切る
だしを準備する
調理フライパンで焼く野菜を茹でるなべにめんつゆ、水を入れ、
油揚げ、水菜の順に入れ、火が通るまで2,3分煮る
だしの入った鍋を火にかけ、
具材(とうふとねぎ)と入れ、温める
仕上げ合え衣を作り、調味みそを溶き入れ、調味する。
カットわかめや青ネギの場合はこのときに加える
焼きサバ献立 調理工程表

楽な献立でママも家族も毎日の食事を楽しく!

ここまで献立の決め方の極意をみてきました。
ご家庭に合わせた献立のパターンが必ずありますので、できそうなことから試してみましょう。


献立を考えるときは食材、調理工程、調理時間も考慮して無理のない献立にしましょう。

この記事がママが楽で家族も楽しめる献立を決めるのに役立つと幸いです。
最後までお読みいただいてありがとうございました。

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