「台湾で中国語を勉強してみたいけど、どの語学学校が良いかわからない…」
「台北だけでも語学学校が沢山ありすぎて選べない…」
「語学学校って、正直どこを選んでも同じじゃないの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
実は私も、台湾留学前に同じように悩みました。
「語学学校の特徴」と言われてもピンとこないし、そもそも学校によって何が違うのか、分かりづらいですよね。
この記事では、台湾の語学学校に留学経験のある私が、台湾のおすすめ語学学校5校を紹介しています。
- 【しっかり学びたい人に】国立台湾大学
- 【色々な授業を体験するなら】国立台湾師範大学
- 【ゆっくり着実に学ぶなら】国立政治大学
- 【コミュニケーション能力重視なら】銘伝大学
- 【イベント好きなら】国立中央大学
実際に台湾の語学学校で中国語を学んだ方々の生の声をお届けしていますので、
ぜひ最後までお読みください!
【2022年版】台湾のおすすめ語学学校5選
台湾留学経験者に実施した独自アンケートの結果、おすすめできる台湾の語学学校はこちら。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
国立台湾大学
教育機関 | 国立台湾大学文学院語文中心中国語文組 |
都市 | 台北 |
授業料 | 春・夏・秋季:NTD42,000 冬季:NTD36,000 |
1クラスの人数 | 5~7人 |
主な教科書 | 新版實用視聽華語 |
特徴 |
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URL | http://homepage.ntu.edu.tw/~cld222/ |
MAP |
台湾の「東大」と言われる台湾大学。
その語学センターには、華語文奨学金受賞者や、台湾での大学進学を目指す学生が多く在籍しています。
そのため、全体的な学習意欲が高い傾向にあるのが特徴。
全体の学生数が多い一方、クラスは細分化されるので、どのレベルでも自分に合ったクラスに入ることが可能です。
少人数クラスのため、授業内での発言機会も多く、先生のフォローがしっかりと行き届くのも利点のひとつ。
授業進度が早く、宿題や課題が多いことで有名ですが、頑張れば頑張った分だけしっかりと身に付くもの。
本気で中国語を学びたい人には、自信を持っておすすめできる学校です。
0から始めて3ヶ月で、1年ほど他校で勉強した方と会話を楽しめました!
色々な国のクラスメイトと一緒に学びながら、お互いの国についても知ることができます!
少人数クラスなので、先生にしっかり見てもらえます。発話の機会も多く、スピーキング力が伸びました!
クラスメイト達の学習意欲も高く、先生のサポートも手厚い。学習環境は素晴らしいと思います。学費は高いですが、得るものの方が大きいです!
国立台湾師範大学
教育機関 | 国立台湾師範大学国語教学中心 |
都市 | 台北 |
授業料 | レギュラークラス :NTD26,400 インテンシブクラス: NTD36,000 |
1クラスの人数 | レギュラークラス :6~10人 インテンシブクラス:6~9人 |
主な教科書 | 當代中文課程 |
特徴 |
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URL | https://mtc.ntnu.edu.tw/jap/ |
MAP |
台湾師範大学の語学センターは、台湾最大規模。
「師範大学」の名の通り、中国語教育のプロです。
レギュラークラスは週5時間の選択授業があり、そのカリキュラムが豊富。
インテンシブクラスでも、余力があれば選択授業を受講できます。
自分の目的に合う内容の授業を自由に選択できるので、
色々な授業を体験してみたい人や、自分好みにカスタマイズして学びたい人におすすめです。
また、台湾師範大学の語学センターの学生証には悠遊カードの機能が付いていて、
バスやMRTを学生料金(2割引)で利用できます。
バスやMRTは台北生活に必須なので、このカードがあるだけで交通費がめちゃくちゃお得に!
ちなみに、この学生悠遊カードは師範大学の語学学校だけの特典。
他の語学学校の学生は、カードを申請しても通りません。
私は台湾大学に通っていたので、学生悠遊カードが作れませんでした。
師範大学生の学生証が羨ましかったな…。
色々な授業を受けられて面白い!選択授業は自分で決めるので、タイムマネジメント力も鍛えられました。
カリキュラムが豊富なので、色々体験してみたい人にオススメ!
国立政治大学
教育機関 | 国立政治大学華語文教学中心 |
都市 | 台北 |
授業料 | 春・夏・秋季:NTD33,000 冬季:NTD27,500 |
1クラスの人数 | 7~10人 |
主な教科書 | 新版實用視聽華語 |
特徴 |
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URL | https://mandarin.nccu.edu.tw/ |
MAP |
台北の南端に位置する政治大学。
日本人留学生が比較的少なく、スピーキング力の向上を重視したカリキュラムが特徴です。
他校に比べて授業進度がゆっくりしているため、一つ一つしっかりと理解を深められるのも嬉しいポイント。
ゆっくり着実に学びたい人におすすめできる学校です。
政治大学の語学センターで中国語を学んだ私の知人は、お仕事でもバリバリ中国語を使っています。そして何より発音がキレイ!
授業進度が比較的ゆっくりなので、しっかりと理解を深められます。
スピーキングを重視しているので、話す力を伸ばしたい人におすすめです!
銘伝大学
教育機関 | 銘伝大学華語訓練中心 |
都市 | 台北 |
授業料 | NTD28,000 |
1クラスの人数 | 7~15人 |
主な教科書 | 當代中文課程 |
特徴 |
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URL | https://mscc.mcu.edu.tw/zh-hant |
MAP |
士林夜市のすぐそばにある銘伝大学。
アクセスが良い上に、日本人留学生が比較的少ないため、
「台北市内で学びたいけど、日本人が多い学校は嫌!」という方にはぴったり。
リスニングとスピーキングを重視したカリキュラムで、
コミュニケーション能力を伸ばしたい方におすすめの学校です。
私の友人は、台湾大学の語学センターで学んだ後に銘伝大学に転入し、
台湾での就職に成功しました!
リスニングとスピーキングをしっかり練習するので、コミュニケーション能力がアップしました!
台湾の子どもたちが見ているアニメや動画を使った宿題が印象的でした。
国立中央大学
教育機関 | 国立中央大学語言中心華語組 |
都市 | 桃園市中壢区 |
授業料 | NTD30,000 |
1クラスの人数 | 5~10人 |
主な教科書 | 新版實用視聽華語 |
特徴 |
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URL | https://mandarin.lc.ncu.edu.tw/ |
MAP |
中央大学のある中壢は、桃園空港までは約30分、台北までは約1時間と、アクセスが良好。
台北に比べて家賃が安く、比較的住みやすい地域です。
中央大学の語学センターは、イベントが特徴的。
毎週の交流会の他、スピーチ大会や忘年会など、毎学期必ずイベントが開催されています。
中でも春季に開催される演劇コンテストは、学生自ら台本を書き起こすだけでなく、
音響や衣装もすべて手作りで準備し、肝心の授業が疎かになるほど。
上位のクラスには賞金も用意されているそうです!
文化祭のようなイベントが好きな人には楽しい学校ではないでしょうか。
友人に連れられて訪れましたが、キャンパスがとにかく広くて自然豊か。留学前に観ていた台湾ドラマのロケ地だと知り、テンションが上りました!
演劇コンテストやスピーチ大会など、イベントが楽しかったです!
周りに遊べる場所がないので、自然と勉強するようになり、中国語が伸びました!
【留学経験者のホンネ】オススメしない語学学校
台湾の語学学校は先生の入れ替わりも激しく、授業の質はクラスメイトによっても影響されます。
そのため、良い先生や良いクラスメイトと出会えるかどうかは運次第。
しかし、中には「この学校はオススメしない!」という留学経験者の声もありました。
国立清華大学
教育機関 | 国立清華大学華語文中心 |
都市 | 新竹 |
授業料 | 春・夏・秋季:NTD33,000 冬季:NTD30,250 |
1クラスの人数 | 6~12人 |
主な教科書 | 當代中文課程 |
特徴 |
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URL | https://clc-cc.vm.nthu.edu.tw/home/index.php |
MAP |
台湾の理系大学のトップとして知られる清華大学。
付属の語学センターはありますが、学生数が少なく、クラスが細かく分けられていないため、
「清華大学への正規留学予定がなければ、あえてこの語学センターを選ばなくても…」という声が上がりました。
クラスも少ないし、上級レベルの私には正直あまり学びがありませんでした。清華大学に正規留学する予定がないなら、台湾大学か師範大学で学ぶことをおすすめします。
中原大学
教育機関 | 中原大学人文教育学院華語文教中心 |
都市 | 桃園市中壢区 |
授業料 | NTD28,500 |
1クラスの人数 | 10~15人 |
主な教科書 | 當代中文課程 |
特徴 |
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URL | https://mlc.cycu.edu.tw/CYCU/www/ |
MAP |
中原大学は、中壢の中原夜市のすぐそばに位置する総合私立大学。
ベトナムをはじめとする東南アジアからの留学生が多く、授業進度は遅めのようです。
周りに飲食店が多く、楽しいキャンパスライフを送れそうですが、
先生やクラスメイトと合わず、思ったように中国語が伸びなかった、との声もありました。
授業進度が遅く、クラスメイトの授業態度も悪い。私の何ヶ月も後から台湾大学で学び始めた知人に、あっという間に追い越されてしまいました。
目的に適した語学学校を選ぼう!
台湾留学経験者に実施した独自アンケートの結果をもとに、台湾のおすすめ語学学校を紹介しました。
- 【しっかり学びたい人に】国立台湾大学
- 【色々な授業を体験するなら】国立台湾師範大学
- 【ゆっくり着実に学ぶなら】国立政治大学
- 【コミュニケーション能力重視なら】銘伝大学
- 【イベント好きなら】国立中央大学
それぞれの学校に特徴があり、メリットもあればデメリットもありますが、
どの語学学校で学んでも一番大切なのは、「中国語を学びたい!」という気持ち。
言葉が理解できると、確実に世界は広がります。
ぜひ初心を忘れず、素敵な留学ライフを送ってください!
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