- 働き盛りの30代が今の仕事を辞めて地方移住しても仕事はあるのかな?
- 地方移住先での実際の暮らしはどうなんだろう?
- 仕事と移住先はどうやって決めたらいいのかな?
こんな悩みを抱えていませんか?
私も、地方移住する際に一番悩んだのが「仕事」です。
30代は今後の将来設計に慎重な時期だからこそ、移住先での仕事探しを失敗したくない想いがありました。また、地方移住して今の生活を心機一転させても、今後の生活は成り立つのか、本当に大丈夫なのかと不安な気持ちがありますよね。
本記事では、30代で地方移住した私の体験談を基に、「仕事を探した方法5選」と、「現実の暮らしの本音」をお伝えしていきます。
移住先や仕事をどのように探したらいいのかをヒントにしながら、自分に合った方法で地方移住に向けて準備していきましょう!
ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです。
【実体験】30代で地方移住!仕事を探した方法5選!
30代の私が、地方移住先で仕事を探した方法は以下の5つです。
- 求人サイトで仕事を探す
- ふるさと回帰支援センターで相談する
- 地域おこし協力隊で住む場所の仕事を知る
- 近所のスーパなどで求人情報を発見する
- 在宅ワークで複業を始める
地方移住する際、仕事を探していくにも以下の2つの状況があります。
- 仕事を先に決める
- 移住先を先に決める
仕事を先に決めるのか、移住先を先に決めるのか、どちらでも移住先で仕事に出会えました。その経験を基に、実際に取り組んだ仕事の探し方を以下で詳しく説明していきます。
求人サイトで仕事を探す
移住先を先に決めてから家にいる時間で手軽に仕事を探せるのが、インターネット上の求人サイトです。
今までに経験した職種があるか、未経験でも働ける職種はあるかを手軽に調べられますし、実際に調べていくと移住先にも仕事がある安心感を得られます。
移住先の自治体、働き方や雇用形態、職種から、自分に合いそうな仕事探しができるのも魅力の一つ。
私の場合は、以下の検索で仕事を探しました。
【○○町 未経験 求人】【○○町 (経験してきた職種)求人】【○○町 正社員 未経験】
気になる求人は意外に多く、日々情報が更新されているので、新しい気持ちで仕事探しができます。インターネット上での検索なので、どこかに出向かず手軽にできる良さもあります。
多くの情報をキャッチしたいのなら、まずは求人サイトで仕事を探すのがオススメです。移住先が決まり、生活に見通しがもててきたのなら、「求人サイト」を活用して自分に合う仕事があるかどうか情報収集してみましょう。
ふるさと回帰支援センターで相談する
仕事も移住先が見つからない!そんなあなたでも大丈夫です。
住む場所と仕事の情報が得られる「ふるさと回帰支援センター」があります。
【ふるさと回帰支援センター】の魅力
- 44都道府県の専門相談員がいる
- 移住相談できる
- 就職相談できる
(※自治体によっては相談員のみの場合もあり) - オンライン相談できる
- 「お試しハウス」で移住体験ができる
実際に足を運ぶと、自治体ごとに相談窓口が分かれています。受付で自分がどこのエリアに移住したいのかを伝えると、相談員のいる窓口へと案内されますので、まずは気軽な気持ちで相談してみましょう。
多くの情報と繋がりを持っているので、移住に関する不安は相談する価値があります。自治体の方から現地の話を聞くもよし、パンフレットなど紙媒体で情報を得るもよし、自分に合った選び方もできます。
中には、足を運ぶのが難しい場合もあるかと思います。その場合は、「オンライン相談」ができます。
移住先が決まっていなくても相談できますので、地方移住に興味あれば活用するのをオススメします。
- 移住体験「お試しハウス」で地域との相性を確かめられる
住んでみたい地域と空き家とがマッチすれば、移住先を決める前にプチ移住体験ができる「お試しハウス」を提供してくれます。実際に気になる地域に住んでみて地方移住するかどうかを決められますので、慎重に移住先を検討したい方にはオススメです。
後悔先に立たずの前に、「お試しハウス」で地域との相性を肌で感じてみるのも良いですね。
地域おこし協力隊で住む場所の仕事を知る
移住先と仕事の両方をこれから見つけたい、移住先で地域の力になる仕事をしたい方にオススメなのが、
「地域おこし協力隊」です。
【地域おこし協力隊】の魅力
- 「地域」「働き方」「空き家」から情報を得られる
- どんな地域に住みたいのかを探せる
- どんな仕事をしたいのかを探せる
この地域で活躍したい!と思った先に、自然にご縁が巡り、気づいたら地域の良さと人の温かさに囲まれて生活できるのも魅力の一つです。
ただし、移住先が決まってこれから仕事を探す場合には、募集している仕事がない場合もあります。常に気になる地域の情報をマメにチェックするなどアンテナを張り、情報の波に乗りましょう。
住みたい地域や仕事を探す場合、「移住・交流ナビ」から検索します。
「移住・交流ナビ」には以下の3つがあります。
- 地域に行ってみよう
- 働き方を探そう
- 住む場所を探そう
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①地域に行ってみよう
地域の雰囲気を肌で感じたいのなら、実際に気になる地域に行ってみましょう。
特に新しい土地というのは足を運んでみないと相性は分からないもの。「ここで大丈夫!」と思えるまで、自分にとって納得のいく探し方ができますよ。
地域のイベントには、移住セミナー相談会、期間限定の体験プログラム、通年の体験プログラムがあります。移住先を決定する前に、気になる地域のイベントなどに参加できますので、移住先に重点を置いている方にオススメです。
②働き方を探そう
仕事を1番に探したい方は、気になる移住先の仕事情報を得ましょう。
やりたい仕事を見つけられる上、移住先での仕事の不安は無くなります。地域ごとに仕事情報が掲載されていますので、気になる地域から思わぬ新しい出会いが見つかりますよ。
お仕事情報では、新着情報から気になる仕事情報を把握できるので、住む場所を問わずに仕事を先に知れます。移住先よりも、仕事の魅力を見つけたい方にオススメです。
③住む場所を探そう
住む場所を先に探したい方は、地域から空き家があるかどうかを見てみましょう。
住みたい自治体が決まっていれば、より具体的な情報は得られますがマッチした空き家はない可能性もあります。また、住む場所にこだわりがなくても、気になる地域を見つけた先に自分に合った物件と出会えるチャンスがあるかもしれません。
空き家情報では、新着情報から気になる空き家情報を得られます。どんな条件が整った場所なのか、価格はいくらなのかが掲載されていますので、移住先をまず決めたい方には特にオススメです。
近所のスーパーなどで求人情報を発見する
移住先を先に決めて生活が落ち着いてからリアルタイムな求人に出会えるのが、「近所のスーパーなどでの求人情報」です。
インターネット求人に載らずとも、よく顔を合わせる仲だからこそ声を掛けてもらえる場合もあります。私は、移住先を決めてから仕事を探しましたが、近所のお店などでこんな求人を募集していたのか!と思った経験がありました。
【ネットにない移住先での求人】
- よく行くスーパーでの広告
- 行きつけのお店で声をかけられる
- 毎月自宅に送られてくる広報誌 などからの情報
インターネットには乗っていない求人であったり、知り合いから直接声をかけていただけたりと地域の輪が広がるのも嬉しく、人との出会いの中でしかない情報なので特別感があります。
また、地方移住してから地域の人の繋がりを大事にしていると、思わぬご縁を紹介してもらえるケースもありました。
自分から一歩踏み込んで顔を合わせていく姿勢は、地方ならではの温かさと繋がりに触れられるチャンスかもしれません。
在宅ワークで複業を始める
場所にとらわれずに始められるのが、「在宅ワークでの複業」です。私は、地方移住先で仕事をしながら、在宅でできる「Webライター」の仕事探しをしました。
地方移住して【在宅ワーク】をするメリット
- 場所に関係なく仕事ができる
- 自由な働き方を確立する
- 働きながら複数の収入源を作る = 気持ち的な余裕
また、一つの働き方に不安を抱いていたのと、自己成長できる働き方がしたい思いから、Webライターのコミュニティに入りました。
何も経験していないWebライターの職種を自分一人でやっていける自信がなかったので、以下の手順で収入源を確保する働き方をしています。
- Webライターコミュニティに入り学ぶ環境を作る
- 学びながらクラウドソーシングサイトなどで仕事をする
- 今後のキャリアを形成していく
地方移住先で、なかなか思うような仕事に巡り会えない場合でも、「在宅ワーク」の選択肢は大いにありです。自宅でできる在宅ワークこそ、地方移住先の仕事にもなりますよ。
【現実】地方移住後の暮らしの本音
地方移住して2年経過した現在ですが、実際の暮らしの本音は「快適・幸せ」です。
実際に生活してみると、
- 住みやすい環境
- 温かい人との繋がり
を得られました。
「この町に住もう!」
とある一軒家を見つけて内観を見て、自然溢れたのどかさに魅了されて、気づけば即決。住んだことのない町へと引っ越す勇気はいりましたが、直感を信じて住んでみて良かったと思っています。
それでは、具体的に移住先の環境や人とのご縁についての実際はどうなのか、以下で詳しく説明していきます。
住みたいと思える環境かを判断できた
移住する前に実際に現地へ足を運び環境の下見が結果的に移住先での「住みたい環境」かを判断できました。
住みやすさは、地域や環境との相性もあるよね。
事前に移住先の「環境」で確認した2つのこと
- 居心地の良い物件か
- 住んでいけそうな環境か
インターネット上で見ていた物件は、実際に中に入ってみるとどこかに温かさがあり、居心地の良さを感じられました。また、肌で感じる環境は、直感的に「よし!住める!」と思えて、移住への決断となりました。
実際に住んでみると、小鳥のさえずりが聞こえる静けさが心に栄養を与え、四季折々の風情との出会いがあります。
住めば都と言われますが、環境との相性無くしてはご縁がなかったと思います。
住みたいと思えるかどうかの環境の把握
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物件・移住先の環境を見るのがオススメ
「移住」の言葉通り、永住が視野に入っているからこそ失敗に終わってほしくありません。ぜひ環境選びを大事に、望む移住先に巡り会えますように。
人脈が増え横の繋がりができた
移住先で生活していく中で気づいたのが、「横の繋がり」です。よく行くお店のオーナー同士が仲良く、知り合い同士の繋がりがあります。
町が小さいのもあるのか、一つの輪で繋がっているように思うんだよね。
移住先での「人脈」を増やすためにとった行動
- 自分好みのお店を見つけ顔なじみになる
- 町の催し物へ出向き人脈を増やす
移住先で、自分好みのよく行くお店を何軒か見つけ、オーナーに顔を覚えてもらうようになりました。また、町での催し物に参加した際によく行くお店の出店に顔を出すと、そこには他店のオーナー同士が一緒の仲間になって、協力する姿があったのです。
いつも足を運んでいたお店同士が仲良くしている姿が嬉しく、一つの輪の中にいるんだと思えるようになり、点から線へと人脈が広がっていきました。
たった一人の人との関係 = 横の繋がりを作るきっかけとなる
移住先が田舎町であれば、尚更小さなコミュニティの輪が形成させている場合もあります。顔なじみになる仲間を見つけ、横の繋がりも大事にしていくと人脈作りができてくるかも知れません。
自分に合った移住先と仕事を探そう!
今回は、30代で地方移住した私の「仕事を探した方法5選」と「現実の暮らしの本音」をお伝えしてきました。
移住を先にするのか、仕事を先に決めるのか、それぞれの状況によって変わってくると思います。ただ、移住するのが先になっても仕事はありますので、どんな土地でどんな人生を歩んでいきたいのかをじっくり考えてみてくださいね。
今回ご紹介した探し方を一つの参考に、自分に合った方法で素敵な移住先や仕事とのご縁が結ばれるのを願っています。
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