子育てをしながらファイナンシャルプランナー2級を取得したいと思っている方の中には、
・子育てしながらFP2級を取得できるのかな?
・知識ゼロだけど、FP2級に短期間で合格できる?
・育児中に合格できる勉強方法が知りたい!
など、考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、育児中に合格した私の経験をもとに、子育て中に3ヶ月でFP2級に一発合格を目指せる方法をご紹介します。
FP2級までの取得期間を短縮する方法や勉強方法のコツがわかれば、子育てしながらでも3ヶ月でFP2級合格を目指せるようになりますよ。
結論:子育て中に2級に合格したいなら3級を飛ばすべし
「FPは3級から受験しないといけないのかな」とお思いの方もいるかもしれません。
ですが、FP試験はいきなり2級からの受験が可能です。
そう言われても、
「いきなり飛ばしても本当に大丈夫なのかな?」
「3級の勉強もしていないのに、難しそうだな」
と心配になりますよね。
でも、大丈夫です。
3級を受けていなくても2級から受験する方法があるのです。
そして、FPの勉強が初めてでもポイントをおさえれば2級合格も目指せます。
3級を飛ばして2級を受験すると、FP2級取得までの期間を大幅に短縮できるので、子育て中には大きなメリットとなります。
子育て中のママさんはダイレクトに2級を受験して、短期間で一発合格を目指しましょう。
この記事では、子育て中や本業をしながらなどあまり時間がない中でも、短期間で0から2級合格を目指すための具体的なステップをお伝えしていきます。
実際に私は、短期間でFP2級を取得したかったので、3級は飛ばして2級にチャレンジ。
知識ゼロからのスタートでしたが、3ヶ月で一発合格できました!
子育て中に3ヶ月でFP2級に一発合格した方法
子育てしながらFP2級に一発合格するための方法を3ステップに分けてご紹介します。
ここからステップごとに詳しく解説していきます。
ステップ1:【重要】育児と家事の環境整理と計画を立てる
子育てしながらFP2級の合格を目指すために、意識しておきたいポイントをご説明します。
1.家族に協力してもらい勉強時間を確保する
2.試験当日を見据えて育児計画をたてる
このポイントを押さえておくと、子育てと試験勉強の両立も可能になります。
①家族に協力してもらい勉強時間を確保する
子育て中の試験勉強には家族の協力が必須です。
育児や家事を自分一人で完璧にこなそうとすると、勉強時間もなくなり、心も体も疲れてしまいます。
その日に自分がやるべき育児と家事だけ決めて、他のお願いできるところは家族に頼ってみましょう。
自分がやらなければいけないと思っていた家事や育児も、意外と分担できて何とかなるものです。
夫が家にいるときは子どものお昼寝をお願いして、その間に勉強をしていました。
試験直前は夫に子どもを預けて勉強時間を作り、2時間ほどカフェで集中した日もあります。
②試験当日を見据えて育児計画をたてる
FP2級の試験本番は、試験時間に加えて自宅から会場への往復もあるため、ほぼ一日がかりです。
長時間子どもを預けるのは、試験当日が初めての場合もありますよね。
試験日に子どもを一日預けられるよう、準備をしておくことも大切です。
私は子どもが10ヶ月のときに試験勉強をスタートしました。
その頃は母乳だけでも大丈夫でしたが、試験日にミルクが飲めるように哺乳瓶も使い続けました。
特に0歳児と1歳児の場合、3ヶ月後では生活リズムが変わってきますので、授乳や離乳食など、試験当日の子どもの過ごし方をイメージしておくと安心して預けられますよ。
ステップ2:FP2級の取得期間を短縮した方法
知識ゼロからFP2級を3ヶ月で目指すには、取得までの期間を短くする必要があります。
FP2級の取得期間を短縮する方法をご紹介します。
1.3級を飛ばしていきなりFP2級を受験する
2.認定講座でFP2級の受験資格を取得する
①3級を飛ばしていきなりFP2級を受験する
FP2級の取得期間を短縮するために、3級を飛ばしてダイレクトに2級を受験します。
3級を取ってから2級に進もうと思われるかもしれませんが、3級を持っていなくても2級の受験は可能です。
FP3級の勉強から始めると、2級の受験までに6ヶ月ほどかかるのが一般的。
2級をいきなり受験すれば、勉強期間を3ヶ月に短縮できます。
勉強期間を短くしたい子育て中は、3級は飛ばしてFP2級の一発合格を目指しましょう。
②認定講座でFP2級の受験資格を取得する
3級を飛ばしてFP2級を受験するには、AFP認定研修を修了する必要があります。
難しそうに聞こえますが、方法は簡単です。
認定されている通信講座を受講し、AFP認定研修を修了することでFP2級の受験資格が得られます。
AFP認定されている通信講座を利用すると、FP3級や実務経験がなくてもFP2級を受験できます。
認定教育機関の場合、AFP認定研修の修了とFP2級対策がセットの講座を選ぶと、試験対策までフォローしてもらえます。
FPの知識はゼロでしたが、通信講座を利用していきなり2級にチャレンジしました。
ステップ3:子育て中に3ヶ月でFP2級に合格するための勉強のコツ
FP2級の受験資格を取得し、いよいよ試験勉強に入ります。
子育て中に3ヶ月でFP2級合格を目指すための、勉強のコツを3つご紹介します。
1.テキストを完璧に理解しようとしない
2.過去問に時間を使う
3.無料サイトを活用する
①テキストを完璧に理解しようとしない
まずはテキストを一通り読むことから始めます。
テキスト勉強で大切なポイントは3つ。
- 1回目は全てを理解しようとせずに、ざっくり読む
- 赤文字や太字の重要項目をチェックしながら、どんどん読み進める
- 「雇用保険はこのあたり」「贈与税はこのへん」など、どこに何が書いてあるかを把握するイメージ
初めてのテキスト勉強では、難しい専門用語や複雑な税金のしくみを全て理解できなくて大丈夫です。
FP2級の試験範囲は6分野と広く、テキストもボリュームがあるので、「まずはテキストを完璧に覚えよう」とするのはNG。
短期間での合格を目指すために、とにかく1回目のテキスト勉強はサクサク進んで終わらせましょう。
テキストと動画を併用すると勉強内容が整理しやすくなりますよ。
②過去問に時間を使う
FP2級の試験対策では、過去問の繰り返しが重要となります。
問題を解く
↓
まちがえた箇所をテキストで復習
↓
問題を解く
↓
まちがえた箇所をテキストで復習
この繰り返しです。
初めのうちは、正答率がとても低くて驚くと思いますが心配しないでください。
私も1回目の過去問は、正答率が20%以下で呆然としました。
3ヶ月後に間に合うのかと本気で焦りましたが、過去問を重ねるうちに少しずつ正答率が上がってきました。
FP2級試験の本番は合格ラインが60%。
試験直前には正答率80%をキープできていると、自信を持って本番に臨めます。
間違えたら、テキストで勉強する。
間違えたら、動画を見直す。
この繰り返しで徐々に身につけていきましょう。
最初はわからない問題ばかりですが、大丈夫です。
過去問を解いていくうちに正答率が上がっていきます。
③無料サイトを活用する
FP2級の試験対策用に無料で公開されている動画やサイトがあります。
実際に利用した経験から、おすすめのサイトをご紹介します。
お金の寺子屋
お金の寺子屋のおすすめ理由はこの2つ。
- FP2級の全論点の動画解説が無料で公開
- 動画が項目ごとに分かれており、復習で使う際もピンポイントで選びやすい
問題を解くためのポイントを重視して教えてくれるため、試験直前は受講している通信講座の動画ではなく、こちらの動画で勉強していました。
解説付きの過去問も豊富で、このサイトだけで試験対策ができます。
FP2級ドットコム過去問道場
FP2級ドットコム過去問道場のおすすめ理由はこの2つ。
- スマホでできるので、すきま時間で過去問ができる
- どの分野からの出題から問題ごとに記載されており、復習で見直す分野がすぐわかる
FP2級は範囲が広くテキストも厚いので、探している内容がなかなか見つからないときもあります。
細かく分野が記載されていると、復習したいテキストのページをすぐ開けて、時短につながりますよ。
子育てしながらFP2級に3ヶ月で一発合格できる
FP2級の取得期間を短縮する方法や勉強のコツを知っておくと、育児中の一発合格も可能です。
- 家族に協力してもらいながら、育児と家事を調整する
- いきなり2級を受験して、勉強期間を短縮する
- 試験勉強はアウトプットに時間を使う
育児中の3ヶ月はあっという間。
子どもの成長に寄り添う時間も大切にしながら、勉強もできるように、周りにも頼ってくださいね。
コツコツ勉強を続けていけば、3ヶ月後はきっとFP2級に合格できますよ。
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