【飼育歴16年】愛犬と初旅行!持ち物必須リストを大公開

  • 愛犬を旅行に連れていきたいけれど大丈夫かな
  • そもそも何を持っていけばいいの?
  • どんな準備すればいいのかわからない

などとお悩みではないでしょうか。

私も初めは同じように不安でした。
行ってみたい気持ちはあるのに、どうしたらいいのかわからなくて諦めていました。

そこで本記事では、飼育歴16年の私の経験をもとに、愛犬と旅行の際に必要な持ち物と事前準備それぞれ7点を徹底的に解説していきます。

これからはペットも一緒に旅する時代です。

人とペットが共存できる社会を目指すためにも、マナーをしっかり守っていかなければいけません。
きちんと準備さえしておけば周りに迷惑をかけずに、初めてでも最高に楽しい旅行ができますよ!

目次

【愛犬と初旅行】持ち物必須リストと事前準備

愛犬と初めての旅行!
考えただけでもワクワクしますね。

しかし、旅行先で無いと困るものが実はたくさんあるのをご存じでしょうか。
行き先が決まったら、まずこの準備からはじめましょう。

旅行が決まったら
  • 必須の持ち物7つを確認
  • 絶対にやっておきたい事前準備7つをチェック

では、順番に見ていきたいと思います。

持ち物必須リスト大公開|大きく分けて7つ

愛犬との旅行では、必ず持参しなければならないものがあります。

「証明書等」や「エチケットアイテム」、「食事に関係するもの」などですが、大きく分けると7つになります。

特に証明書等は忘れてしまうと、行く先々での利用が制限されてしまう場合もあるので注意が必要です。

旅行中最後まで必要なものばかりなので、しっかりチェックしていきましょう。

①鑑札(かんさつ)・証明書等

鑑札(かんさつ)や証明書類は必ず持参しましょう。
あまり知られていませんが、普段から身に着けておかないといけない物もあります。

この3点は必ず持参します。

鑑札(かんさつ)

宿泊先で提示を求められる場合があります。
普段から首輪などに装着しておきましょう。

狂犬病予防注射済票

こちらも年に一度の接種が義務付けられています。
旅行ではもちろんですが、普段ドッグランなどを利用するときも提示を求められます。
鑑札(かんさつ)と共に首輪などに装着しておきましょう。

ワクチン接種証明書

ワクチン接種は義務ではありません。
しかし現在日本では、トリミング時やドッグラン利用時、宿泊の際ほぼ提示を求められます
外に出て犬と接触する場合、感染によるリスクが高くなるために、ワクチンを接種する必要があります。

鑑札(かんさつ)と狂犬病予防注射済票は、日頃から首輪などに装着するようにしましょう。

②エチケットアイテム

こちらのアイテムは、普段のお出かけ用としてもあると便利なものばかりです。

ひとつにまとめておくと慌てずに済みます。

ティッシュペーパー(水に流せるもの)

水に流せるタイプのものだと、粗相をした場合でもすぐにトイレに流せます。

トイレ用シート

こちらは宿泊先に用意されている場合もありますが、使い慣れているシートが安心です。

普段使いなれているトイレ

普段使い慣れているものがあると、粗相する確率が低くなります。
持ち運び可能ならば、持参しましょう。

マナーパンツ(おむつ)

マナーパンツは必須です。
宿泊先の近くで、一日お預かりなどをお願いする場合も必要になります。

マナーベルト(マナーバンド)

犬のマーキング対策として使用するものが、マナーベルトです。
愛犬の腰回りに巻き付けて使用します。
縄張り意識が強い犬は足を上げて排尿するので、装着しておきましょう。

消臭スプレー

粗相した場合に活躍してくれます。
臭いが残ってしまうと迷惑になるので、必ずスプレーして拭き取ります。

消臭袋

粗相をした場合、汚物を入れておく袋。
普通の袋より少し高価ですが、臭いが漏れないので周りに迷惑をかけません。

洋服

宿泊先やレストラン、カフェなどを利用する際、洋服を着用すると抜け毛を防いでくれます。
特に春・秋の換毛期は、移動中も抜け毛が大量に発生する可能性があります。
事前にシャンプーやブラッシングしておくと安心です。

粘着ローラー

汚れて毛が飛び散った場合、すぐにコロコロお掃除ができます。

ブラシ

チェックインする前やお店への入店前、寝る前にも汚れをきれいに落としてあげます。

ウエットティッシュ

足を拭くときや、その他汚してしまった場合でも、ウェットティッシュがあると便利です。

虫よけスプレー

夏は特に必要になりますが、山などの虫が多い場所も必須です。
外だけではなく、部屋の中に蚊がいる場合も。
外で遊ぶ前などは、虫よけスプレーで予防しておくと安心です。

ステイマット

ステイマットとは、愛犬を椅子の上に座らせる際、敷くマットです。
ドッグカフェやホテルを利用する場合に持参しておくと、椅子を汚さずに済みます。

足ふきタオル

足が汚れたら、すぐに拭けるタオルがあると安心です。
ウェットティッシュ後に、乾いたタオルで拭いてあげれば完璧ですね。

ビニール袋・ジッパー付き保存袋

宿泊先にはありませんので、持参しましょう。
食べ残しや汚れたものなど、意外に出番があります。

③食事関係

食事は愛犬にとっても楽しみのひとつです。
いつもと変わらない状態を維持するために、食べ慣れているフード、食器を持参しましょう。

フード

旅行では生だと適温で保存するのが難しいので、ドライフードをおすすめします
ドライフードは、必要量をジッパー付き保存袋に1食分ずつ小分けしておきましょう。

食器

食器はほぼ用意してありますが、出来れば使い慣れているものがベストです。
いつもと違う生活は、犬にとってもストレスになる場合があります。
なるべく普段と同じものを用意し、ストレスを減らしましょう。

飲料水

宿泊先には必ずありますが、移動中に無いと困ってしまいます。
新鮮なお水をたっぷり用意してあげましょう。
外でおしっこをした場合も、臭い消しにお水をかけてください。

ウォーターボトル

飲み残した水を、給水口からボトルの方に戻せるタイプのものがお薦めです。
出しても飲まなかった場合など、水の捨て場に困ります。
元に戻ってくれるタイプはその点とても便利で、場所を選びません。

④リードや首輪

リードや首輪、ハーネス(胴輪)などは必ず持参します。

宿泊先でお散歩もしますし、もしもの時の為にもつけておきます。
ハーネスだとリラックスできない場合もあるので、そんな時は家用の首輪を別に用意してあげましょう。

軽くて柔らかい布性タイプはお薦めです。

⑤移動用品

移動する際、絶対に必要となるクレートやキャリーバッグです。
入れておかないと中に入れない場合もあります。
愛犬の体型に合わせたものを用意しましょう。

ちなみに公共交通機関を利用する場合には、ケージ・クレートに入れた状態で持ち込む決まりになっています。

新幹線の場合は特に注意が必要です。(東日本、西日本とも同じ決まりです)

子犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除きます)で、

・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの

・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの

手回り品料金は、1個につき290円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。

引用元:JR東日本【旅客営業規則309条】

⑥常備薬

普段から飲ませている薬などがあれば、必ず持参するようにしましょう。

旅先では手に入らない場合もあります。

⑦不安解消アイテム

いつもと違う生活に戸惑う可能性があります。

移動中、好きな匂いのついたタオルやオモチャを入れてあげると落ち着いてくれます

夏の暑い時期は、携帯用ミニ扇風機や保冷剤など。

寒い時期は、あたたかい洋服や毛布を持参しましょう。

事前の準備大公開|この7つだけは必ずチェック

旅行先でトラブルなく楽しむためには、事前の準備が必要です。

そこで、大事なポイントを7つに分けてみました。

特に注意が必要なのは、宿泊先でワクチン接種証明書の提出を求められる点です。
早めの対応を心掛けておくと安心ですね。

その他にも、前もって準備しておく必要があるものをご紹介いたします。

以下順番に見ていきましょう。

①狂犬病・ワクチン予防接種

狂犬病ワクチンと混合ワクチンは、必ず前もって接種しておきましょう。

市町村に飼い犬登録すると、狂犬病予防注射のお知らせハガキが届きます。
狂犬病ワクチンは年に一度絶対に打たなければいけない決まりがあります。
飼い犬の登録がお済みでない方は、まずそちらから手続きしてください。

最低でも旅行の2週間前には接種を済ませておきます。
早めに打てば、体調に変化があった場合でも回復する時間があるので安心です。

<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>

犬の飼い主には、

(1)現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること

(2)飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること

(3)犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること

引用元:厚生労働省HP

②ノミ・ダニ・フィラリアの予防薬投与

月に一度、ノミ・ダニ・フィラリアの予防薬を投与します。

首に垂らすタイプや、お菓子のように食べさせるものなど、様々な種類があります。

うちでは首に垂らすタイプをとても嫌がりました。
病院の先生に相談して、ノミ、マダニ、フィラリア全てに対応している「ソフトチュアブルタイプ」に変更。
それ以降、毎月喜んでおやつ感覚で食べてくれるように!

動物病院で一年分を購入しておくと便利です。

どこで感染するか分かりませんし、他にうつさないためにも必ず予防しておきましょう。

③おしっこのしつけ

旅行に限らず、最低限のマナーとして普段からしっかり練習しておきます。

どうしてもうまくいかない場合は、必ずマナーパンツをつけるようにしましょう。

④ドライフードに慣れさせておく

今は手作りごはんや缶詰などありますが、旅先ではドライフードをおすすめします。

温度管理も難しくありませんし、腐る心配もありません。
もしもの入院や、ペットショップ等に預けるときでも安心です。

⑤移動カート(クレート等)に慣れる練習

移動用カートも、たくさんの種類があります。
ハードケースタイプやバギータイプ、リュックサックタイプなど、愛犬との相性や、用途に合わせて選んでください。

新しいカート等を購入したら、普段から慣れさせておきます

においが気になるときは、風に当てたり、日光に干してあげたりするといいでしょう。

コロコロ引くタイプのキャリーなどは、家の中でも乗せて練習しておくと安心です。

⑥宿泊先近くのペットショップや病院検索

宿泊先が決まったら、近くにある病院や、ペットショップ(預けられるところ)を探します。

旅先でも一緒に行けない場所もあります。
ペットお断りのところも多いので、そういった場合は最初からお預かりを計画しておくと安心です。

私も旅先でお預かりをお願いしました。
口コミがいいお店を調べておくと安心ですよ!
数時間のお預かりでしたが、楽しく遊んでいる様子をLINEで送っていただきました。
動画や写真もいい思い出になります!

当日だと受け付けてくれない場合もありますので、前もって調べて連絡しておきましょう。
旅行の日程が決まっている場合は、預ける日を決めて予約しておきます

動物病院も「もしものとき」のために調べておくと安心です。

⑦体調管理

体調をしっかりと管理しておきましょう。

無理させると、取り返しがつかなくなる場合もあります。

旅行中も、いつもと同じ食事にして、散歩にも行きましょう。

暑い時期は特に注意が必要です。

こまめに水分補給もするようにして、熱中症対策も万全にしておきます。

愛犬も大事な家族!みんなそろって最高の旅に出かけよう

家族みんなで旅行に行けたらうれしいですよね!

以前は大変そうだからと諦めていましたが、今は違います。
しっかり準備すれば心配は一切ありません。

愛犬も家族の一員です。

事前の準備と必要な持ち物をしっかりチェック!
そうすれば、安心して何泊でも楽しめるようになりますよ。

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