40代でも早すぎない【おひとりさまの終活】をポジティブに始める方法

私は、老人ホームで介護福祉士、ケアマネジャーとして高齢者に関わる仕事に長く携わってきました。

そのため「人の最期」について考える機会を多く持ちました。

tomo

・自分が年をとったら誰が助けてくれるのかなぁ
・何も出来なくなって周りに迷惑をかけたくないなぁ

特に、私は40代のおひとりさま。将来、年をとってから頼る人がいません。

周りに迷惑をかけたくない気持ちは人一倍強く感じています。

・終活ってなんだかめんどくさそう!
・何から始めたらいいのかな……
・40代で終活はまだ早いんじゃない?

40代であれば終活にはまだ早いと思いたくなります。

しかし、親が高齢になってくると身近に考える機会も増えてきませんか?

そこで今回の記事では「40代おひとりさまの終活」について解説します。

この記事を読むと終活をポジティブに捉え、楽しく取り組めるはずです!

目次

40代から終活するメリット4選

結論からお伝えすると、終活はできる限り若いうちから行う方が良いです。

なぜなら、早くから終活するメリットがたくさんあるからです。

40代でも決して早すぎません。

まずは、40代から終活するメリット4選をお伝えします。


1.体力があるうちに身辺整理ができる

普段から断捨離をする習慣のない人は、たくさんのものに囲まれて生活している人も多いではないでしょうか。

所持品から不要な物を処分するのには、かなりの労力を要します。

  • いる、いらないを判断する
  • 大きな不用品を捨てにいく
  • リサイクルショップに持っていく
  • フリマアプリ等で売る
  • いらない物やサービスの解約手続きをする

これらは年齢を重ねてから行うのが、精神的にも肉体的にも大きな負担になります。

体力、気力のある今のうちに開始しておくとスムーズに身辺整理が行えます。

2.老後の不安を軽減できる

自分が病気になったとき、動けなくなったとき、判断能力がなくなったとき……

そんな心配をしながら残りの人生を過ごすのは楽しくありません。

周りに迷惑をかけないように、不測の事態にどうするかを決めておけばその不安も少しは軽減できます。


3.病気や不慮の事故などにも備えられる

人の最期は、歳を取ってからとは限りません。

いつ病気になるか分かりませんし、明日事故に遭うかもしれません。

早めに身の回りを整理しておくことで予想外の事態に慌てたり、周りに迷惑をかけたりしないようにできます。


4.残りの人生と向き合うきっかけになる

身辺整理していくうちに、今後の人生に必要なもの・必要ではないものが明確になります。

今までの自分を振り返り、見つめ直す作業が残りの人生と向き合うきっかけになります。

終活を早めに行うと、これからの自分をじっくりと考える時間が多く取れます。

そしてより良い将来に向けて軌道修正も可能です。

40代からポジティブに始める【おひとりさま】終活の方法

終活といえば、お金・家などの財産、医療や介護、お葬式やお墓、物の処分……たくさん思い浮かびます。

早いうちから考えておく方が良いと分かっても、なかなか取り掛かりにくいものです。

終活は何から、どのように始めれば良いでしょうか?

これらについて詳しく解説していきます。

終活その1|断捨離を習慣化して身軽に生活する

「終活するぞ!」と意気込んで一気に物を処分するのではなく、普段から少ないモノでスッキリ暮らすことをおすすめします。

たくさんの所持品を残して亡くなってしまうと、遺品整理が大変で処分にお金がかかる場合もあります。

一度断捨離をしても、生活していると身の回りの物はどんどん増えていきますので、断捨離は習慣化しましょう。

そして、普段から必要な物は吟味して選び、増やさないようにするのが大切。

tomo

断捨離をして常に好きなモノだけに囲まれると、
スッキリと気持ち良く暮らせますよ!

この章ではどのような断捨離の方法があるのかをご紹介します。

フリマアプリで売ってお金に変える

いざ、断捨離をしようとしてもなかなか処分に踏み切れない方も多いと思います。

まだまだ使えそうなのになぁ
高かったし捨てるのはもったいないなぁ

そんな方は、フリマアプリで売却してお金に変えると良いでしょう。

私が普段使っているフリマアプリは、「メルカリ」、「ラクマ」、「PayPayフリマ」の大手3社です。

3社の特徴を比較してみました。

メルカリラクマPayPayフリマ
販売手数料10%6%5%
売り上げ金手数料
(銀行振込)
銀行振込手数料1回200円銀行振込手数料1回210円
1万円以上かつ楽天銀行なら0円
銀行振込手数料1回100円
ジャパンネット銀行なら0円
売り上げ金チャージメルペイ楽天キャッシュPayPay
送料
(A4サイズネコポス)
らくらくメルカリ便
175円
かんたんラクマパック
200円
ヤフネコ!パック
170円
参考元:メルカリガイドRakutenラクマ公式ガイドPayPayフリマかんたんご利用ガイド(2022年4月現在)

商品の発送は各アプリともヤマト運輸や日本郵便と連携しています。

宛名書き不要でコンビニから発送も可能。非常に簡単にやりとりできます。

手数料や発送方法などそれぞれにメリット・デメリットがあるので確認してみてください。

「捨てる」罪悪感もなくなるし、
おこづかい稼ぎもできるし一石二鳥!


役立つものは寄付する

フリマアプリに出品するのはめんどくさいと感じる方は「寄付」をおすすめします。

私が普段使用している団体は「ワールドギフト」という、海外支援活動をするNPO法人です。

ワールドギフトは送料を振り込んだ後にダンボールに詰めて集荷を頼むだけなので、難しい手続きは不要です。

寄付をする際は、自分の不用品の押し付けにならないように注意してください。
ワールドギフトでは現地と連絡を取り合って、望まれているものを調整して送っているそうです。
需要のあるものは、ホームページやTwitter、Instagramで紹介されていますので、必要なもの・喜んでいただけるものがあれば寄付を活用してみてください。


デジタル断捨離で情報を整理する

「デジタル断捨離」でパソコンやスマートフォンのデータを整理しておきましょう。

  • 必要のない写真、メールは削除
  • 使っていないアプリやソフトウェアを削除
  • 使っていないサービス、サブスクは解約
  • ブックマーク、お気に入りを解除
  • 不要なメールマガジンは解約
  • アカウント、パスワード情報を整理しておく

会費が必要なWebサービスなどは退会しないと、亡くなった後も料金を支払わなければいけません。

スムーズに解約手続きができるようにID・パスワードなどの情報を整理しておくのも大切です。

データが軽くなるとパソコンやスマホの操作も快適になり、アプリを探す無駄な時間も断捨離ができますよ。

tomo

人に見られたくないパソコン、スマホのデータは恥ずかしいので
自分で削除しておいた方が安心ですよね!


思い出も断捨離をして心もスッキリと

思い出の品は、捨てるのに特に勇気がいります。

しかし見返すこともなく、必要ないと分かっているものは思い切って捨ててしまいましょう。

  • 写真
  • 日記、手紙
  • 書類(年賀状、名刺、給与明細、資料など)
  • プレゼント、お土産など頂いた物

写真や日記などで人に見られたくない恥ずかしいものはありませんか?

また、思い出すとネガティブな気持ちになるものも早いうちに捨ててしまった方がスッキリします。

とはいえ、どうしても捨てにくい思い出の品は自分なりのルールを決めて処分してください。

  • 期限を決めて捨てる
  • お気に入りを1枚だけ残す
  • データで保管する
tomo

私は、どうしても残したい写真・資料はコンパクトなスキャナーで
データ化して保管しています。

ものは無くなっても思い出は無くなりません。

捨ててしまっても意外に平気ですよ!

終活その2|エンディングノートで自分の情報を整理

終活のためにまとめておきたい情報はたくさんあります。

残しておく項目に決まりはありませんが、「エンディングノート」を使用して情報を整理しておくのがおすすめです。

エンディングノートはネットや書店で購入できますが、100均やダウンロードで気軽に入手できるものもあります。

残しておきたい項目は様々なので自分にあったエンディングノートを選びましょう。

エンディングノートの主な内容

  • 銀行、クレジットカード、スマホ決済の情報
  • 公共料金の支払い情報
  • 不動産、証券などの資産情報
  • 保険情報
  • ローン、借金の情報
  • パソコン、スマホ、ネット回線のパスワード、情報
  • SNSのアカウント、パスワード情報
  • サブスク、ウェブサービスのアカウント、パスワード情報
  • 介護が必要になったときの希望
  • 延命措置が必要になったときの希望
  • お葬式、お墓について
  • 亡くなった時に連絡しておいてほしい人

エンディングノートに関して大切な観点を以下にまとめました。


意思を明確にしておく

エンディングノートでは、自分の判断能力がなくなったとき、亡くなったときにどうして欲しいかが伝えられます。

  • 介護が必要になったときの希望
  • 延命措置が必要になったときの希望
  • お葬式、お墓について
  • 亡くなった時に連絡しておいてほしい人

このような内容を残しておけば、いざという時のために安心です。

自分史や残された人へのメッセージなどの項目が用意されているものもありますが、おひとりさまの私には必要ないと思っています。

とはいえ、希望を残しておくことで誰かがしてくれるであろう私の身辺整理にかける負担が軽減されます。

tomo

とにかく周りに迷惑がかからないようにだけはしておきたいですね。


迷惑がかからないように情報をまとめておく

人が亡くなった時に一番迷惑をかけてしまうのが、契約・支払い関連です。

自分にしか分からない契約などの情報はまとめておきましょう。

  • 銀行、クレジットカード、スマホ決済の情報
  • 公共料金の支払い情報
  • 不動産、証券などの資産情報
  • 保険情報
  • ローン、借金の情報
  • パソコン、スマホ、ネット回線のパスワード、情報
  • SNSのアカウント、パスワード情報
  • サブスク、ウェブサービスのアカウント、パスワード情報

これらの情報は悪用されないように注意して管理する必要があります!


いざという時に頼れる人・制度を把握しておく

おひとりさまには、身近に頼れる人がいないという心配がつきものです。

近くに親類や知り合いがいてもなるべく手をわずらわせたくありませんし、戸籍上のつながりがなければできない手続きもあります。

いざという時に頼れる人や、制度を把握しておきましょう。

地域包括支援センター高齢者のための総合相談窓口。介護サービスの相談にも乗ってもらえる
死後事務委任契約死後に発生する事務処理を任せられる(相続手続き以外)
任意後見制度あらかじめ任意後見人となる人を契約で定めておき、判断能力が不十分になった後に、任意後見人が委任された事務を本人に代わって行ってくれる制度

財産管理についてもサポートを得たい場合は、「任意後見制度」の利用が必要です。

今のうちに決めておいて、エンディングノートに残しておくと安心です。

終活その3|自分らしい生き方を見つめ直す

おひとりさまであるからこそ、仕事や趣味を思いのままにできるメリットを最大限に利用して楽しみましょう。

ライフスタイルが多様化している今、私たちは自由に人生を選べます。

・自分が選択した生き方に自信を持つ!
・後悔しない生き方を考える!

こんなことも終活と言えます。


働き方を考え直す

1人で生きていくと決めたら、老後の資金については気になるところです。

老後資金がどれくらい必要かを把握しておきましょう。

もし、今の働き方や収入に満足していなければ働き方を考え直すのも一つです。

40代であればまだ、転職するチャンスがあるかもしれません。

仕事は決してお金のためだけではなく、自分の存在価値を見出せる場所、人間関係を構築し社会と関わる場所として大切です。

今の仕事を続けるのであればスキルアップや働き方を見直すなど、一度自分のキャリアについて考えてみましょう。

tomo

副業を始めて自分の可能性を広げてみるのもおすすめ!


「ひとり力」を鍛え、楽しむ

家族もいないし友達も少ないし……
仕事も定年になったらなんだか寂しくなりそう……

おひとりさまは将来、孤独になるのではないかと不安も多いです。

趣味などのコミュニティーに積極的に参加するなど、普段から周囲との人間関係を大切にしておきましょう。

また、「ひとり力」を鍛えることも大切。

自分を楽しんで、前向きに生きていけないと不安や孤独を感じてしまいます。

おひとりさまだからこその快適さを楽しめるように、これからの人生を見つめ直してみましょう。


やり残したことはないか考える

終活で断捨離やエンディングノートで思考を整理していると、やり残していた事に気づくかもしれません。

日々の忙しさの中で忘れていた夢、一生のうちに行っておきたかった場所、会っておきたい人を思い出したら行動しましょう。

ためらわずにチャレンジしてみるのが、後悔しない生き方です。

まだ40代ならそれが可能です!

おひとりさまの終活はこれからの人生を楽しむために

今回は「40代おひとりさまの終活」について解説しました。

40代から終活するのは決して早すぎません。

「老いの準備」とネガティブに捉えるのではなく、これからどのように生きていきたいかとポジティブに考えてみてはいかがでしょうか。

終活を通してこれからどう過ごすかを考えるとワクワクしてきますよ!

この記事が終活を前向きに考えるきっかけになれば幸いです。

この記事を書いた人

介護職→介護支援専門員→有料老人ホームの総合職を経て、現在はドクターズクラークと介護保険請求事務を兼務。常に介護、医療関係の仕事に携わってきました。おひとりさまですが30代で中古マンションを購入し、リノベーションして生活を楽しんでいます。持たない暮らしを目標にシンプルライフを実践中。自分の経験、趣味、生活スタイルを活かした執筆を心がけています。

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