「仕事と両立してネイルスクールに通えるか不安…」
「ネイリストに転向したいけど最適な学習方法がわからない…」
「ネイリストの資格取得までどれくらいの時間や費用がかかるのかな…」
と悩んでいませんか?
社会人からネイリストを目指そうと思うと、限られた時間の中でどの習得方法が最適なのかわからず、仕事と両立しながら資格が取れるのか不安になりますよね。
今回の記事では、仕事と両立しながらネイリストの資格を取得した私の経験をもとに、社会人からネイリストへの道を切り開く方法を解説します。
記事を最後まで読めば、資格取得までの期間や費用を事前に把握でき、不安なくネイリストの夢に向かって踏み出せますよ。
社会人からネイリストになるには|自分に合う学習方法の選択が大事
社会人がネイリストを目指すには、仕事と両立が可能な学習方法を選ぶのがポイントです。
普段仕事をしていると時間が限られるので、継続できない方法を選んでしまうと挫折してしまいます。
ネイリストに資格は必須ではありませんが、持っておくと転職する際に間違いなく有利になるので、ネイリストを仕事にしたい方は資格取得をする前提で学習方法を選びましょう。
ネイリストになるための主な学習方法4つ
はじめに、ネイリストになるための学習方法を4つご紹介します。
仕事をしながらネイリストを目指す方法を事前に把握し、自分のライフスタイルを考慮してベストな選択をしてください。
1. ネイルスクールに通う
2. 通信講座を受ける
3. 独学で習得する
4. ネイルサロンで働きながら学ぶ
一つずつ解説します。
1.ネイルスクールに通う
社会人からネイリストを目指す方法で、私が最もおすすめしたいのがネイルスクールです。
多くのネイルスクールに時間の融通が効くフリータイム制のコースが設置されています。
仕事の前後や休日など都合がいいタイミングで通学でき、回数も少なく済むので効率的に学べます。
また、プロの講師から直接技術を学べ、短期間で充実した内容を受けられるのがメリットです。
私もネイルスクールを選びました!
2.通信講座を受ける
通信講座は、スクールから購入した検定対策テキストやDVDを使って自己学習で技術を身につけていく方法です。
講座によっては、ネイルチップの添削指導が数回分付いており、直接ではないですがプロから添削アドバイスがもらえるものもあります。
受講料が安価で気軽に始められるのはメリットですが、直接講師に出来栄えをチェックしてもらう機会がなく、技術面で変な癖が付いてしまう可能性があります。
職業としてネイリストを目指すのであれば、プロから直接アドバイスをもらいすぐにアウトプットできる環境に身を置くことが大切です。
実際に通信講座で挫折して、ネイルスクールに入り直した生徒さんもいました…
3.独学で習得する
一通り道具やテキストを持っていれば、独学でネイリストを目指す方法もあります。
すでにネイルの知識がある程度身についている人は可能な方法かもしれませんが、ネイリストは基礎的な技術が大事なので初心者にはおすすめできません。
独学を選ぶのであれば、しっかりと検定対策用の教材で学習し、積極的にセミナーに参加してプロから学ぶ機会を取り入れましょう。
4.ネイルサロンで働きながら学ぶ
副業が可能であれば、ネイルサロンでダブルワークをするのも一つの方法です。
ネイリスト資格は必須ではないので、無資格者を採用するネイルサロンも存在します。
本業と並行しながら効率良くネイルの知識や技術が学べますが、技術の基礎から学ぶ必要があるのでネイリストデビューまで時間がかかるでしょう。
本業に支障が出なければこの方法も可能ですが、両立は難しいかもしれません。
【体験談】ネイルスクールを選択するメリット3つ
私は平日5日間フルタイムで仕事をしながら、土曜日にネイルスクールへ通い資格を取得しました。
両立の大変さも経験しましたが、最後まで楽しく学び資格も取得できたのでベストな選択だったと思っています。
ここでは体験談をもとに、ネイルスクールに通うメリットについて3つご紹介します。
1. 短期間で確実に資格が得られる
2. プロの先生が近くでお手本を見せてくれる
3. 切磋琢磨できる仲間がいる
一つずつ見ていきましょう。
1.短期間で確実に資格が得られる
日頃忙しい社会人はスクールに通う期間は短くし、確実に資格を取るようにしましょう。
だらだらと長い時間をかけると、通学自体が億劫になり途中で挫折してしまいます。
また、検定には一発合格できるように日々努力をしてください。
私は約10か月間土曜日だけネイルスクールに通い、サロンワークで通用する技術と知識がある証とされている、JNECネイリスト技能検定2級・JNAジェルネイル技能検定中級を取得しました。
検定合格までのカリキュラムがしっかり組まれていたので、学んだ内容と先生からのアドバイスを忠実に守り、練習を重ねて短期間で資格が取れました。
一年間の通学期限があるコースの中で順調に学び、検定は4種類受けてすべて一発合格できました!
2.プロの先生が近くでお手本を見せてくれる
ネイルは繊細な作業が多いので、プロの先生の技術を近くで見て学べる環境は成長に欠かせないと感じました。
小さい爪の上に施すアートの描き方や、爪の際まできれいに塗る方法など、資料やDVDだけではわからない大事なポイントがたくさんあります。
プロの先生に隅々までチェックしてもらうと成長も早く、短期間で資格取得が可能なレベルの技術を身につけられます。
先生は過去にネイルサロン勤務の経験が豊富にある方々ばかりなので、ネイルサロンの仕事内容や接客方法についても教えてくれてとても参考になりました。
プロの技術を近くで学べ、すぐ自分に落とし込める環境なので成長が早かったと思います。
3.切磋琢磨できる仲間がいる
私が通っていた休日のコースは同じ立場の方が多く、ほとんどの方が仕事や育児と両立して通っていました。
年齢層もさまざまで、新しいことに挑戦するのに年齢は関係ないと前向きに捉えられましたし、同じ目標に向かって切磋琢磨できる仲間がいたから検定前の追い込みも乗り切れたと思います。
悩みを気軽に共有できる仲間や講師がいるのはとても心強く、ネイルスクールの強みだと感じました。
わからないところを教え合ったり、お互いの手を貸し合って実践練習したりコミュニケーションが取りやすい環境でした。
ネイルスクールの主なコース
ネイルスクールと聞くと、日中に通わなければならないと思われがちですがそうではありません。私自身も週末だけ通学して資格を取りました。
自身のライフスタイルを考慮し、無理なく通学できるコースを選ぶようにしましょう。
全日制|平日昼間に通学
全日制は、通常の学校と同様平日の昼間に通学するスタイルです。
1〜2年間のカリキュラムで構成されており、集中してネイリストの知識や技術を学べます。
まとまった学習時間を確保でき、じっくりと専門知識を学んでネイリストを目指したい方におすすめです。
社会人でも、主に夜に仕事がある方は通学可能かもしれません。
フリータイム制|好きな曜日や時間帯に通学
フリータイム制は、自分で好きな時間帯や曜日を選んで通学するスタイルです。
スクールによって開講日は異なりますが、午前・午後・夕方・夜間・土日など細かくクラスが分かれており、スケジュールに合わせて自由に選択できます。
仕事の後に通学する場合は夜間のクラス、平日忙しくて通えない場合は土日のクラスを選ぶなど、柔軟に通学ペースを決められるのがメリットです。
社会人からネイリストを目指す場合は、フリータイム制を採用しているスクールを選ぶと両立がうまくいきやすいでしょう。
私は平日5日間フルタイムで仕事をし、土曜日にネイルスクールに通う生活をしていました。
フリータイム制を選び、卒業まで無理なく楽しんで通学できました!
ネイルスクール卒業までにかかる平均的な費用
ネイルスクールが仕事との両立に向いているとわかったところで、気になるのは卒業までにかかる費用ですよね。
スクールやコースによっても違いますが目安の金額をお伝えします。
全日制:年間約100万円
平日にしっかり知識と技術を学ぶコースなのでそれなりの金額がかかります。
2年間のコースなら約200万円かかると考えておきましょう。
フリータイム制:年間約40~90万円
コースによって網羅している検定の級数が違うので価格に幅がありますが、全日制と比べると授業時間が少ない分授業料も安く済みます。
通信制:約5~30万円
費用面でいえば通信制が一番安いですが、講師から直接指導を受けられないのは大きなデメリットです。
その他、資格検定料や検定指定用品の購入など、都度費用はかかります。
プロの講師から技術を学ぶためにはある程度金額がかかりますが、細かな指導を受けられるので初期投資と考えましょう。
社会人がネイルスクールを選ぶ際のポイント5つ
最後に、社会人がネイルスクールを選ぶ際のポイントを5つ解説します。
費用以外にも押さえるべき点があるので、ネイルスクールを選ぶ際に参考にしてください。
1.JNA認定校に指定されている
2.通いやすい場所にある
3.短期間で効率的に学べる
4.資格合格保証制度がある
5.就職支援・開業支援がある
順番に見ていきましょう。
1.JNA認定校に指定されている
ネイルスクールを選ぶ際は、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が認定したJNA認定校を選びましょう。
JNAが定めた基準でカリキュラムが組まれており、質のよい内容をレベルの高い講師陣が指導してくれます。
また、資格取得に向けてのサポートも手厚く、卒業までにしっかりネイリストの基礎固めができるのもメリットです。
JNA認定校はネイル業界からの信頼も厚いので、就職の際に有利となるでしょう。
2.通いやすい場所にある
仕事との両立をうまくさせるには、自宅や職場から通いやすい場所にあるスクールを選ぶのが大切です。
大都市であれば最寄り駅から徒歩圏内にあるスクールも多いので、ストレスなく通えるのではないでしょうか。
車で通学したい場合は、近くに駐車場があるか必ず事前に確認しましょう。
職場と自宅どちらからも同じくらいの距離にあるスクールを選べば、平日と休日どちらも通学可能です。
卒業までに日数もかかるので、通いやすさ重視で検討するのもいいと思います。
私は毎回道具一式を持参して通学していました。
荷物の量が多く重いので離れた場所への通学は大変かもしれません。
3.短期間で効率的に学べる
忙しい日々を過ごしている社会人にとって、短期間で一通りの学習ができる環境は必須です。
期間を決めずはじめてしまうと、途中で挫折したり学ぶ目的意識が薄れたりしてしまいます。
ネイルスクールを選ぶ際は、事前に学習に費やせる期間を決め、その期間内に卒業できるコースを選ぶようにしましょう。
4.資格合格保証制度がある
万が一、資格試験に不合格になってしまった場合、無料で追加のクラスを受講できる合格保証制度があると安心です。
スクールによりますが費用は無料になる場合がほとんどなので、経済面を気にせずに試験に再挑戦できます。
選択するコースによっては合格保証制度が付いていない場合があります。
ネイリスト検定何級まで保証が付いているのか、しっかり確認してからコースを選択しましょう。
私はJNECネイリスト技能検定2級・JNAジェルネイル技能検定中級の合格保証付きコースを選びました!
5.就職支援・開業支援がある
ネイルサロンへの就職やサロン開業を目指すためには、支援内容が充実しているスクール選びが重要です。
社会人からネイルスクールに通う場合、「ネイリストに転向したい」「自宅サロンを開業したい」などの目標を持っている人がほとんどです。
サポートを受けるとネイル業界に通用する履歴書の書き方や面接のポイントを押さえられ、ネイルサロン勤務経験が豊富な先生にアドバイスをもらえるので採用に繋がりやすくなります。
ネイルスクールを選ぶ際は就職・開業支援の充実度もチェックしておきましょう。
スクール直営のネイルサロンを紹介してくれる場合もあります。
社会人からでも遅くはない|最適な学習方法を選びネイリストへの道を切り開こう!
社会人からネイリストを目指すのはまったく遅くはありません。
社会人経験はお客様の立場になって物事を考える際に活きますし、仕事の責任感を強く持てるなどメリットが沢山あります。
実際私がネイルスクールに通っていた時は、同じクラスのほぼ全員が社会人であり、将来自分の「好き」を仕事にするために努力していました。
新しい世界にチャレンジするのは怖さもありますが、事前に情報収集をし自分に合った方法で一歩を踏み出せば、大きな失敗はしません。
今回の記事が、少しでもネイリストを目指す方の後押しになれば幸いです。
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