【実体験】50代でパソコン教室に通ってみた!今の最適な学び方を解説

あなたは、

  • 子供も独立したし、そろそろ仕事をはじめたいな
  • 今の時代、やはりパソコンを使えないと仕事を探すのはきびしいのかな
  • そもそも、50代から始めてパソコンスキルって身につくのかな

とお悩みではありませんか?

家事育児、家族のサポートと全力で駆け抜けてきて、やっと自分のために時間を使える50代。

今後を見据えて「仕事をしたい!」と考えたとき、まず気になるのはパソコンが使えない事実ではないでしょうか。

「人生100年時代」などと言われる昨今、50代であれば、まだまだ先は長いですよね。

これからの人生を考えた時、仕事はもちろん日常生活においてもパソコンスキルはますます必要になるでしょう。

この記事では、一念発起してパソコン教室に通った私の実体験を交えながら、50代にこそ知ってほしい「パソコンスキルを身につける方法」をご紹介します。

目次

50代からの仕事探しにパソコンスキルが必須な理由

50代といえば子どもも独立し、これまで家事育児に専念してきた主婦にとって、再就職を考えるには抜群のタイミングですよね。

しかし私たち50代女性が20代後半、結婚や出産のライフイベントを迎え、職場を離れている間に、世の中ではパソコンが普及しはじめました。

現在とは違い、結婚や出産後もキャリアを継続する女性はごく少数派でした。

私自身の20代、30代を思い返しても、ほとんどの女性社員は結婚と同時に退職し、30人近くいた同期入社の同僚も、現在は1人も残っていません。

そのような時代背景もあり、結果としてパソコンが使えない、または苦手と答える50代女性の割合は、約40%にものぼります。

(参考:「パソコンは苦手」:29.3%|博報堂生活総研「生活定点1992-2022」調査 )

しかし、今後も働き続けるのであれば、パソコンスキルは絶対に必要です。

ここでは、50代からの仕事探しにパソコンスキルが必要な理由についてご紹介します。

  • パソコンを使えなければ仕事の選択肢が確実に減る
  • 今の時代パソコンを避けては通れない

パソコンを使えなければ仕事の選択肢が確実に減る

データ入力や資料、文書作成、各種連絡など、現代社会においてパソコンは、なくてはならない重要な役割を果たしています。

販売員などの、一見パソコンを使用しないような職種であっても、日々の売上管理やメールでのやりとりなど、やはり日常的にパソコンを使用します。

以前は「歓迎スキル」であったのが、いつしか「必須スキル」とされ、今や「パソコンを使えてあたり前」の時代になりました。

一般的にパソコンを使わなくてもよい仕事とは、たとえば清掃や警備など、体力的にハードでしかも低賃金である傾向が強いのかもしれません。

今の時代パソコンを避けては通れない

最近では新型コロナウィルスの影響もあり、リモートワークが激増しました。

また、自宅でパソコンを使った副業をはじめる人も増えましたよね。

私の周りでも、副業がうまく軌道に乗り、フリーランスとして独立した友人がいます。

この様な事例からも、パソコンスキルは今後、仕事を安定的に得ていくためには必須といえます。

体力的に楽で低リスクな「定年のない仕事」をはじめたいのなら、パソコンを使用した仕事しかないといっても過言ではありません。

50代でパソコンスキルを習得するするための方法

では次に、50代でパソコンスキルを習得するための方法を紹介します。

パソコンスキルを習得しようと決意したとき、まず考えるのは以下の2つではないでしょうか。

  • パソコン教室に通う
  • 通信講座で学ぶ

では、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

パソコン教室のメリット2選

今現在のパソコンスキルがどの程度かにもよりますが、対面で習いたい方や独学が不安な方、また自宅に使えるパソコンがない方は、パソコン教室を選択するでしょう。

ここでは、パソコン教室で受講する2つのメリットを紹介します。

  • すぐに質問ができる
  • 周りからの刺激でモチベーションを維持できる

すぐに質問ができる

パソコン初心者にありがちなのは「何がわからないのかがわからない」状態です。

インターネットで調べようにも、何がわからないのかが明確ではないので、自分で検索して答えを探せません。

その点、教室にはインストラクターが常駐していますので、疑問点をその場で解決できます。

これは、教室に通う最大のメリットといえます。

ただし注意も必要で、入会前には必ず無料体験レッスンの利用をおすすめします。

なぜなら実体験として、教室によっては質問の範囲が制限されていたり、またインストラクターに話しかけづらい雰囲気があったりと、やはり体験しなければわからない点が多々あるからです。

無料体験レッスンは、絶対です!

周りからの刺激でモチベーションを維持できる

パソコン教室には、真剣に学びたいと思っている人たちが通っています。

貴重な時間を割き、安くはない受講料を支払っているのですから当然です。

私が通った教室も、曜日によっては満席でとても活気があり、質問もインストラクターの順番待ちをするほどでした。

自宅での学習は、ある程度のまとまった時間を確保しなければならず、なかなか困難です。

教室に通えば、モチベーションも維持しやすくなります。

いろいろな年代のお友達ができて楽しいですよ!

パソコン教室のデメリット3選

次に、パソコン教室に通う際のデメリットは以下の3つです。

  • 費用が高くつく
  • 通学に時間がかかる
  • 聞きたいことをピンポイントで教えてもらえない

費用が高くつく

パソコン教室のデメリットと聞いてまず思い浮かぶのは「受講料の高さ」ですよね。

私の実体験では、入会時の説明よりも、実際の支払金額はかなり高額でした。

現在、多くのパソコン教室で採用されているのは、イヤホンで指導画面を見ながら、実際にパソコン操作をする2画面方式です。

自分のペースで学習しますので、理解できない場合は一時停止や巻き戻しをし、時にはインストラクターに質問をします。

そのため、1回のレッスンを時間内に終えられないのは、めずらしくありません。

その場合、残りの講義内容は次回に繰り越され、最初に設定した回数でコースを終了できなくなります。

また私が通った教室では、受講料とは別に月額の施設利用料が加算されましたので、受講期間が長くなると必然的に費用もかさみました。

ある程度の出費は覚悟しなければなりません

通学に時間がかかる

忙しい主婦にとって、通学時間も重要な判断基準ではないでしょうか。

私は片道30分以上かけて通いましたが、正直かなりの負担でした。当然、交通費もかさみます。

また、出がけに電話があったり、大雨の日はどうしても腰が重く「今日は休もうかな」と、何度も挫折しそうになりました。

そのような主婦層を見込んでか、最近は大型スーパーなどへのパソコン教室の進出が目立ちます

。長丁場になる可能性を考えると、選択肢に含めてもよいかもしれませんね。

通学時間は短い方が助かりますよね

聞きたいことをピンポイントで教えてもらえない

通常パソコン教室に通う場合、最初に入会金を支払い希望のコースに申し込みをして、テキストを購入します。

ひとつのコースには複数の学習項目が組み込まれており、順を追って学習する必要があります。

そのため、「〇〇の作成方法が知りたい」「〇〇の知識だけを教えてほしい」との要望には、残念ながら応えてはもらえません。

私もすでに理解していた「電源の入れ方」等の基本操作から受講し、毎回レッスン開始後の5分間は、タイピング練習が課されました。

教室では2画面方式で学習すると前述しました。

この操作画面は、一時停止と巻き戻しはできますが、早送り機能はありません。

自分が不要とする部分に関しても学習しなければいけないのは、大きなデメリットといえますね。

正直、毎回のタイピング練習は無駄だと感じました

通信講座のメリット3選

パソコンにそれほど詳しくはないけれど、ある程度の基礎知識があり、また自宅に使用できるパソコンがある方は、通信講座も選択肢に入るでしょう。

それでは、通信講座のメリットを3つ紹介します。

  • 自分のペースで学習できる
  • 費用が安くつく
  • 知りたいところをピンポイントで学習できる

自分のペースで学習できる

まずインターネット環境さえ整っていれば、どこででも学習ができるため、時間や場所にしばられない点が挙げられます。

まとまった時間、家を空けられない方や、自宅から通える範囲にパソコン教室がない方にもおすすめです。

教室の場合は通学のための時間や費用もかかりますが、通信講座であればその時間も学習にあてられますので、無駄がありません。

また、自分の生活スタイルに合わせてスケジュールを立て、計画的な学習が可能です。

もし理解が追い付かない場合でも、動画を何度も見返して復習ができます。

さらに、ほとんどの講座で、質問や相談ができるサポート体制が整っていますので安心です。

学習計画を守れる人にはおすすめです!

費用が安くすむ

10年くらい前であれば、通信講座といえばCDが主流で、音声を聞きながらテキストで学習するのがあたり前でした。

それがここ数年で、DVDのみならずWebで視聴できる講座がかなり増えました。

そのため、ライブ講義とそれほど変わらないクオリティのものを、比較的手ごろな受講料で繰り返し視聴できます。

これは通信講座を受講するうえで、大きなメリットといえます。

以前では考えられませんでした!

知りたいところをピンポイントで学習できる

「パソコン教室ではカリキュラムが組まれているため、知りたい内容をピンポイントで教えてもらえない」と前述しました。

対して通信講座では、深く掘り下げて学びたい内容や苦手な分野を重点的に学習できます。

自分の用途に合った学習内容を選び、足りない情報に絞ってインプットできるのは、通信講座の大きな強みといえます。

学習に無駄がないのはうれしいですね

通信講座のデメリット3選

では最後に、通信講座のデメリットを3つ紹介します。

  • 質問がしにくい
  • 学習意欲が持続しにくい
  • 孤独感が強くなる

質問がしにくい

学習していく中で、さまざまな疑問が出てきます。

通信講座では多くの場合、メール等で質問できる体制が整っていますが、対面とは違い質問内容の意図を的確にくみ取ってもらうのは難しいかもしれません。

そのうえ、質問や相談に対する回答に数日かかる場合もあります。

このタイムラグは、少しでも早くテキストを進めたい方にとって、かなりのストレスになります。

疑問点は、すぐに解決したいですよね

学習意欲が持続しにくい

通信講座のメリットとして紹介した「自分のペースで学習できる」ですが、これは「学習の継続に強制力がない」ともいえます。

パソコン教室であれば受講の日時が決まっていますから、何とかして学習時間を確保しますよね。

しかし通信講座の場合は、どうしても「学習が後回し」になりがちです。

その結果、せっかく購入した教材が活用しきれず無駄になりかねません。

通信講座は、動画の視聴に期間制限が設けられているものが多くあるため、自分自身で学習のカリキュラムを組み、強い意思で継続する必要があります。

やる気を維持するのは大変です!

孤独感が強くなる

パソコン教室では、同じ目標を持った受講生が周りに大勢います。

いろいろな年代の人たちが学んでいる中での学習は、学校とは違う独特の雰囲気があり、モチベーション維持につながります。

教室に通ううち他の受講生たちと顔見知りになり、それぞれの進捗状況を話したり励ましあうのも、学習を進めるうえでよい刺激になるでしょう。

一方、自宅で学習する通信講座の場合は、ある意味「孤独とのたたかい」でもあります。

しっかりと計画を立て、自己管理ができなければ、継続は難しいかもしれません。

自宅学習は、思いのほか孤独です

さあ、今こそパソコンの苦手意識を克服して未来を変えるとき!

たとえ50代であろうが、あなたが本気でパソコンを学ぼうと思うのであれば、決して遅くはありません。

パソコンスキルが身につけば、未来は想像以上に大きく変わります。

仕事や趣味など、さまざまな場面で大きな自信につながることでしょう。

学びたい!と思った今が、きっと、あなたにとってベストなタイミングなのです。

この記事が、その一歩を踏み出すきっかけになれたら幸いです。

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